2010年7月6日火曜日

「怪奇心霊現象」物語057「彷徨う生首」

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あの「怪奇心霊現象」シリーズのナレーション原稿

物語057「彷徨う生首」


横浜市郊外で、首だけの霊が出ると噂されている。

鎌倉時代の武将・畠山重忠は、北条時政の騙し討ちにあってわずか134騎で、一万騎以上の北条義時軍と戦ったが敗北し斬首に処された。

その重忠の首と思われるものが、横浜の郊外で度々目撃され、付近の住民は恐怖に打ち震えているという。

その生首は突如として、電話ボックスの中や住宅の屋根、公園など、様々な場所に出没するのだそうだ。

その顔は目を見開き、口から血を垂らし、にたぁーと、不気味に笑っているという。

人に危害を加えることはないそうだが、あまり強烈な生首のため、驚いて怪我をしたりすることはあるようだ。

住宅街に現れたところを監視カメラが撮影した映像がある。

ご覧いただこう。

もう一度ご覧いただこう

やはり彷徨う生首の噂は本当だったのだ。

http://www.youtube.com/smfactory#p/u/124/E2906pQ7PP0


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